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Nov 7, 2013

52景 深川万年橋 View 52 Fukagawa Mannen-bashi Bridge

深川の万年橋から見た隅田川です。
万年橋は小名木川にかかる橋で、小名木川はここで隅田川に合流します。

This is a view of the Sumida River seen from Mannen-bashi Bridge in Fukagawa. 
Mannen-bashi Bridge is a bridge over Onaki River, which merges into Sumida River at this point.

小名木川が隅田川と合流するところ、まるで囲ったところに架かっているのが万年橋です。
Onaki River merging into Sumida River. The circled is the Mannen-bashi Bridge

さて、この絵は8月15日、放生会の日です。
江戸時代には、この日に生き物を買って、放してやるという風習がありました。
(放生会については前回書きましたので、よかったらここをご覧ください。)

It's the 15th of August, the Hojo-e Day.
It was the day Edo people bought small animals from vendors and  released them. (I wrote about Hojo-e Ceremony in my previous post here.)

亀が木桶の取っ手にぶら下がっています。
放生会のための売り物で、おそらく桶の中には魚も泳いでいることでしょう。
これから誰かに買われて、隅田川に流されるんでしょうか。

A turtle is hanging from a bucket handle, which looked something like this.
This is a wooden bucket we see in temples today
The turtle is for sale, to be released to the Sumida River. 
Probably they have some small fish in the bucket, too. 

木桶の後ろに描かれているのは万年橋の手すりの一部。
桶とこの手すりが額縁のようになって、その中に隅田川、船、そして遠く富士山までが描かれた面白い構図となっています。

Behind the bucket is a railing of Mannen-bashi Bridge.
The bridge and the bucket are making an interesting frame for the Sumida River, boats and Mt. Fuji beyond. 
  
「鶴は千年、亀は万年」とも言いますから、万年橋に亀とはしゃれています。
さらに、富士山まで描かれてるんですから、実におめでた尽くしの絵ともいえますね。

In Japan, we have a saying "Cranes live for 1000 years, turtles live for 10000 years." 
They are the symbol of longevity.
10000 years are "Mannen" in Japanese.
So, here, Hiroshige is playing with words by setting a turtle on Mannen-bashi Bridge.
And Mt. Fuji added, this is really an auspicious piece!


というわけで、さて万年橋に行かなくては。
でも実は深川はこれが初めてなんです。ちょっと寄り道してみました。

Now, I have to go and see the Mannen-bashi Bridge.

But since this was my first time in Fukagawa, I did some sightseeing first.

1) 深川江戸資料館 Fukagawa Edo Museum


江戸の深川の町が細かく再現されています。
人々の生活を見ることができました。

I walked around the old town of Edo, and saw how they lived.
長屋の一部屋 三味線の先生の部屋だそうです。 This is a room of a mistress, shamisan teacher.
蕎麦屋さん 調理道具も食器もコンパクトに収納されていておもしろかったです。 
Soba noodle vendor, it was very interesting to see how they crammed everything into this. 

 2)  清澄庭園  Kiyosumi Gardens
三菱財閥の創業者岩崎彌太郎から三代をかけて作った明治を代表する庭園。
It's a beautiful Japanese garden in Meiji period, started by
Yataro Iwasaki, founder of Mitsubishi zaibatsu.

 
名石があちこちにあります。It was fun hopping on the stones along the pond.
 しっとりとしたお庭でした Very quiet and peaceful
結婚写真の撮影がおこなわれていて、とても絵になっていました。
A happy couple was having their wedding photo taken.
 亀もいました!A turtle! (^^)

 というわけで、万年橋です。

Now, back to Mannen-bashi Bridge.

万年橋 Mannen-bashi Bridge

小名木川 Onaki River
小名木川が隅田川に流れ込んでいきます。Onaki River merging into Sumida River

橋のへりにしゃがみ込んで手すりの間から写真を撮ってみました。広重みたいになるかな?

I squatted down at the bridge and took a photo through the railing. 
Let's compare it with Hiroshige's print.


亀をぶら下げた木桶があればよかったんですけどね。(^^)
でも清洲橋が見えています。どうでしょう、富士山に見えなくないことも、ないですかね?(^_^;)

Too bad I didn't have a bucket with a turtle hanging. (^^)
But I got Kiyosu Bridge, which might, somehow,  look like Mt. Fuji. (^_^;)

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8 comments:

story tell said...

あちこちにお出かけの様で、フットワークの軽さ、感心します。
深川万世橋から見た風景、現代と江戸時代
現代の何と味気ない事。変わらないのは川の流れと富士山と桶だけですね。
でも亀を宙ずりはちと残酷ですね。人間は帆掛け舟に乗ってすましているのにね。
夕焼けの様で、絶景でしたでしょうね。
でも昔は隅田川は浅かったんですかね。
草が川の浅瀬に見えますが。楽しい絵
ありがとうございます。感謝です。

深川江戸資料館は私も行った事ありますが、暗い場所で、異空間ですね、
ボランティアの方にいろいろ質問した記憶があります、昔は布団は出しっぱなしで、押入れはなかった様です。しばらく座ってたたずんでると、自分が昔(江戸時代?)に戻った気がしました。お陰様でいろいろ思い出されました。
ありがとうございます。

Merry Witch said...

story tellさま
私も深川資料館でボランティアの方につきっきりでいろいろ教えてもらいました。お布団は屏風のようなもので隠していたんだとか、子供のいる家ではほうそう除けのお札を入口に貼っていたんだとか、また水場で働く人は土踏まずくらいまでの小さい草履をはいていたんだとか、いろいろいろいろ。ボランティアの方、ありがたいですね。
季節に合わせて展示も変えてるんだとか。また行ってみてもいいかな、と思っています。

現在の中州あたりが浅瀬なんだと思うんですが、それにしても確かにこっちのほうまで草がはえてるところがありますね。さてどうなんでしょう?

ではまた(^^)

cosmos said...

確かに亀がぶら下げられてる図はかわいそうですね。「逃がしてやり、日常の罪を清め、生き物に感謝する」気持ちを強める意図があったのかも。これは「生類憐みの令」に通じるものがあるのかもしれませんね。
奈良でもボランティアガイドさん、がんばって下さってます。たまに、団体の方達の後ろの方で、ガイドさんの説明を聞くことがありますが、やはり説明があると違いますね。

Merry Witch said...

cosmosさま
説明があると本当によくわかります。奈良は名所がたくさんですからボランティアガイドさんの活躍の場がたくさんあるでしょうね。ぜひ行ってみたいと思っています。

Minoru Saito said...

こんばんは。清洲橋を富士山に見立てるとは、流石ですね。数年前、小名木川下りをしました。小名木川閘門というのが有って、パナマ運河と同じ方式で船を通してました。

ところで、このシリーズに「王子滝の川」の浮世絵が有りますが、王子の音無し川の上流へ歩いて行くと、石神井川になり、その川に沿って板橋まで歩けます。
 途中に紅葉寺とか、見どころがあります。是非時間を見つけて歩いて下さい。

Merry Witch said...

Minoruさま
お返事遅くなりました。

小名木川の川下りもあるんですね。楽しそうです。(^^)

「王子滝の川」は実は以前一度写真を撮りに歩いたことがあります。その時、うまくとれなくてそのままになっていました。板橋まで歩けるんですね。再挑戦してみます。(^_^)v

Rurousha said...

I'm finally (!) catching up with blogs again, but you know about Ru and Africa time, don't you?

I've been to all these places so many times, but I didn't know the story about the turtle in the print. I hope he was released in Hiroshige's day, and is still swimming happily in the Sumida River! ^^

Merry Witch said...

Rurousha,

It was my first time in Fukagawa. I've always wanted to visit Fukagawa Edo Museum. So, I was happy. (^^)

I saw many old men fishing near the Mannen-bashi Bridge. Who knows, one day, one of them might catch that big ooold turtle.